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「みんなのひろば」の利用者さんと・・・

2026/02/26

理事長の独り言

法人を立ち上げた時には

障害者と高齢者、一緒に活動できたら楽しいかも?

と欲張りに考えました。

14~15年前のことです。

同じ敷地内で障害者と高齢者のサービスを同時に行うことは

当時はあまりポピュラーなことではなかったので、

設計の段階から監査指導課と相談しながら

やっとのことで開所することになりました。

いろんな人が集えるひろばのような場所・・・

その理想は1人のダウン症の利用者さんと

1人の認知症の利用者さんの触れ合いを見た瞬間に

「間違えていなかった」と実感しました。

認知症の利用者のAさんは不安が大きく、

いつもうろうろしては外に出たいと訴えました。

スタッフはその都度一緒について動きますが、その方の表情は不安なまま。

ある日の昼休み、たまたま畳スペースで

ダウン症のBさんとAさんが手をつないで横になっているのを発見。

どういういきさつでその場面となったのかはわかりませんが、

そこには穏やかな表情で寝転んで過ごしている2人がいました。

言葉はいらないんですね。

ただ、安心してそこに居られる。とっても素敵な光景でした。

すべてがこんなふうにうまくいくはずはないけれど、

「障害者」とか「認知症」とかの区別ではなくて

一人の人としての役割があるんだろうな~と感じました。

障害があっても高齢になっても

誰かのために必要な存在であることが

豊かに生きるということではないか?

と思います。

 

生活介護みんなのひろばは重度の障害がある人が多く利用されています。

いろんな場面で「困った人」っていう風に見られることが多かったと思います。

ですが、周囲から見て困った人は、

ご本人が困っている人だから起こる問題行動だったりするんです。

だれも困った人になりたい人はいないと思います。

ただ、どうやれば自分らしく生きられるかがわからないだけ。

障害があるからだれも、教えてくれなかっただけなんじゃないかな?

そんな風に思います。

きれいごとだけではうまくいかないことも多いですが、

上手くいかなくても頑張り続けることが自分自身の成長には必要だったと、

最近は思えるようになりました(笑)

まだまだ学ぶことがたくさんあると思います。

若い素敵なスタッフさんと少しずつ「良い支援って、なんだろう?」って考えながら

一歩ずつ前に進みたいと思います。

今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

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